【観葉植物】大型植物の植え替え方法~1.5mの植物を1人で植え替えた話

暮らし

 こんにちは、ゆうちゃんです*

 沖縄では、節分を過ぎると桜が葉桜に変わり始め、少しずつ暖かくなっていきます。

 家の植物たちも、暖かさに元気をもらい新しい芽を生やし始めています。そんな時に行いたいのが、鉢の植え替えですよね。ゆうちゃん家には大きいウンベラータがあるのですが、この子を1人で植え替えるのがなかなか難しく、大型観葉植物の植え替えが初めてという事もあり苦戦しておりました。

 そんな時に思ったのが、

ゆうちゃん
ゆうちゃん

世の中の大型観葉植物を育てている女性たちは、いったいどうやって1人で植え替えを行っているんだ?様子を見てみたい!

という事でした。

 ですが、調べてみても、大型観葉植物の植え替えの詳しい様子がわかるサイトが見つけきれませんでした。なので、お家にある大型観葉植物1.5mのウンベラータをで独自に植え替えてみました。1年以上たった今でも、ウンベラータは枯れずに育ってはいます。

 今回は私と同じように、大型の観葉植物の植え替えを1人でする方法を知りたいという方に向けて、私が1.5mのウンベラータと格闘した日の記録とともに、植え替えの基本的情報・植え替えの失敗しないコツ・植え替え後の注意点をお伝えします。

 この記事を通して、後回しにしていた大型観葉植物の植え替えをするきっかけになれば幸いです。

1人で大型観葉植物の植え替えのやり方を知りたい人

悩める女の子
悩める女の子

家にある大きい植物の植え替えをしたいけど、1人で出来るかな。

鉢や土以外にも、準備するものはあるんだろうか。

 こんな悩みを持っている方に、1年以上前に大型観葉植物の植え替えを経験したゆうちゃんがお答えしたいと思います!

 結論からお伝えすると、

ゆうちゃん
ゆうちゃん

女の子1人でも、自分と同じくらいの高さの植物は植え替えできた!でも、やっぱり葉っぱとかが傷ついてしまったから、できるなら2人でやるのがおすすめ

1年以上たった今でも、ウンベラータは生きてる。ただ、成長は遅い気がする。その原因は植え替えのタイミングや鉢選びにあったかも。

 私1人で植え替えできた方法と、植え替え後の成長が遅くなった理由を詳しくお伝えしていきます。

植え替えの基本情報

まずは、植え替えの基本情報を3つお伝えします。

  • 植え替えする目的
  • 植え替えする時期
  • 植え替えのサイン
植え替えする目的

植え替えする際には、その植物を大きくするのか、それともそ大きさは変えずにキープしたいのかで、やり方が変わってきます。

 植物を大きくしたい場合は、鉢を一回り大きいものを用意します。そうすることで、根が広がると同時に、植物の上の部分もどんどん成長していきます。私は、植物を巨大化させたいので、こっちの方法でやりました。

 大きさをキープしたい場合は、鉢は元のものと同じサイズを利用します。そして、植え替える際に植物の根を3/1程度カットします。それから植物の上の部分、葉も根と同じ割合で剪定すると、大きさをキープしたまま植え替えが出来ます。

植え替えする時期

 大きい植物の植え替えは、2~3年に一度でいいみたいです。大型でなければ、1年程度で植え替えを行うと問題ありません。植え替えする季節は、真夏を除く5~9月です。ただ、地域によってその月の気温は違うので、だいたい気温20℃前後の時に行うといいです。

 気温が30℃を越すような真夏の時期や、水やりしても、土が乾きにくい梅雨や台風シーズンは避けてるといいでしょう。晴れた日の午前中に植え替えするのがおすすめです。                                                             

植え替えのサイン

 植物には、早急に植え替えを行わないといけない場合もあります。その時は、先ほどお伝えした植え替えのタイミング一旦置き、植え替えに取り組みましょう。

 下記のような場合には早急な植え替えが必要となります。

  • 水やりをしても、水が土にしみ込んでいかない
  • 鉢の底にある穴から、根が出ている
  • 株が大きくなりすぎて、倒れてしまう
  • 下側にある葉が黄色くなっている
  • 茎が垂れる
  • 購入してから、2年以上植え替えをしていない
  • 葉先が枯れている、新葉の形がおかしい

ちなみ、私のように鉢が割れてしまった場合も早急な植え替えが必要となります。すごい音がして、外を見てみる下の写真の様な状態に…

ベランダに出して水切りをしていたところ、風にあおられ転倒。

準備するもの

植え替えに必要なものは以下の7点です。

  • 新しい鉢
  • 観葉植物用の培養土
  • 鉢底ネットと鉢底石
  • スコップ
  • 清潔なハサミ
  • 下に敷く新聞紙やシー
  • 大きめのバケツかたらい
適した鉢の選び方

 先ほどもお伝えした通り、植物を大きくしたいのであれば、今の鉢よりも一回り大きいサイズ鉢を用意しましょう。

 この時注意してほしいポイントがあります。それは、鉢の高さです。植物を大きくする場合は、鉢の高さも以前の鉢よりも高いものがいいです。私は、鉢の大きさを体積で考えていたため、高さが以前の鉢よりも低いものを選んでしまいました。この考え方がダメでした。植物は根が下に伸びていくと、その分、地上の成長が行われます。なので、私のウンベラータは植え替え後に上方向の成長が遅くなりました。

 鉢選びの際には、元の鉢のサイズをしっかりと図って選びましょう。

植え替えにおすすめの土

 観葉植物の植え替えでは、今までの土ではなく、新しい観葉植物の土を用意しましょう。園芸店やネットで市販されている「観葉植物用の培養土」が便利です。

 室内用の培養土には、虫が発生しにくく配合されている培養土もあるのでおすすめです。

 ちなみに、私は用意した土の量が足りず、園芸店に買い足しに行きました。。。

必須ではないけどあるといいもの

 必須ではありませんが、手袋も用意しておくと良いでしょう。

 肌が弱い人だと、観葉植物の植え替えで手が荒れるかもしれないので、心配な方は手袋をつけて植え替えを行うといいと思います。

植え替えの方法とコツ

それでは、植え替えの方法についてお伝えします。

  1. 新しい鉢の準備する
  2. 観葉植物を鉢から出す
  3. 根に付いている土を落とす
  4. 傷んだ根を取り除く
  5. 新しい鉢に植物を入れる
  6. 土を隙間なく入れる
  7. 水やり
1.新しい鉢の準備

 新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石を入れます。鉢底石は水はけをよくして根腐れ防止になります。基本の量は鉢の5分の1程度ですが、鉢が深い場合は5分の2程度まで入れても大丈夫です。

 私は、鉢底ネットを入れなかったのですが、水やりした後土が結構こぼれてきますので、入れるのをオススメします。

 鉢底石を敷き詰めたら、鉢の3分の1程度、観葉植物用の土をいれておきましょう。

2.観葉植物を鉢から出す

 鉢の準備が出来たら、観葉植物を鉢から取り出します。

 この時、無理に引っ張ると、根が切れてしまったり傷ついてしまうので、できるだけ優しく取り出します。土が乾燥している状態だと取り出しやすいです。

 もし、植物が鉢の側面など叩いても出てこないようであれば、最悪鉢を割って取り出しましょう。

 大型観葉植物の場合は、下の写真のようにバケツや、タライに寄りかけながら出すと、やり易いです。

3.根に付いている土を落とす

 植物が無事に取り出せたら、バケツやタライに乗せて、根を傷つけないようにほぐしながら、古い土やくっついてる鉢底石を落とします。

 この時、全部の土を落とすのではなく、3/1程度残すと、植え替えた後の土になじみやすくなります。病気や虫が発生した場合などは水で綺麗に洗い流がしましょう。

 また、最初に述べた、植え替えの適宜ではなく根がいっぱいになった場合の植え替えは、土を落とさずに、新しい鉢へ移し替える「鉢増し」という方法で行います。

4.傷んだ根を取り除く

 根をほぐして土をある程度落としたら、根の整理をします。

 干からびた根や、黒ずんだ根などは、排除しましょう。

 植物を大きくしない場合は、3/1程根を切ります。この時、葉も同じ程度切り落とすのを忘れずに。

5.新しい鉢に植物を入れる

 植物の準備が整ったら、新しい鉢に入れていきます。

 入れる際は、植物のバランス見ながら、中心になるようにします。土に埋めるラインは鉢のフチ下2〜3cmにしましょう。片手で支えて、片手で土を入れます。きついです。

6.土を隙間なく入れる

 土を入れてある程度植物が安定したら、さらに土を加えます。

 土が根と根の間にも入るようにトントンしたり、スコップや細長い棒で土を刺したりして、土を固めていきます。この時も根が傷つかないように細心の注意をしましょう。

 土を固めていくと、土の量が減ったようなりますので、鉢植えから2~3cm程度まで土が来るようにつぎ足していきます。2~3㎝開けておくことで水やりの際に土がこぼれるのを防ぎます。

7.水やり

 植え替えが一通り終わったら、最後に水やりをします。

 鉢底から土が流れ出すくらいまでたっぷりとかけてあげましょう。最初は、土が混じった色の濁った水が出てくるので、流れ出る水が透明になるまでが目安です。

植え替え後の注意点

 最後に、植え替え後の注意点をお伝えします。

  • 植え替え後の水やり
  • 植え替え後の置き場
  • 植え替え後の土の処理
植え替え後の水やり

 植え替え直後の2週間程度の水やりは、水切れさせない頻度で行いましょう。

 観葉植物を植え替えたあとは、植物にも負担がかり弱っている状態です。それまでと同じような管理をすると弱る原因になります。

 その後、新しい芽や葉が出るなど植物に成長が見られれば、通常通りのタイミング土の表面が乾いたら水やりをすると良いです。

植え替え後の置き場

 植え替え後は、直射日光が当たらない明るい日陰などで管理します(屋外で育てている場合は、室内に入れる方がいいでしょう)。新しい芽や葉が出るなどの成長が見られれば、新しい土に根付いた証拠です。そうなれば、それまで通りの管理方法に戻しても大丈夫です。

植え替え後の土の処理

 自治体によって違いますが、植え替え後の古い土は、量が多いと燃えるゴミには出せません。

 庭にまいたりするのが一番手っ取り早いのですが、もし庭などが無い場合は、クリーセンターやジモティ、ホームセンターなどを活用して処分しましょう。間違っても、近くの公園などに捨てないように、違法ですので絶対にやめましょう。

 古い土は捨てずに再利用することも可能です。シートに土を広げて天日干しを行い消毒した後、栄養となる肥料を配合して使うと良いですよ。

 土の処分の仕方については、地域によって違いますので自分のあった方法を探してみてください。

まとめ

 今回は、大型観葉植物を1人で植え替える方法について基本情報とともにお伝えしました。

 冒頭にも言いましたが、基本は2人でやることをおすすめします。もし、やっぱり自分でやるのは不安だという方は、業者さんなどにお願いしてみるのいいと思います。安里にあるPLANTADORのお店もおすすめです。

 これからも、植物たちを大きくして、家を緑沢山にすることが目標です!皆さんも、緑のある暮らしを楽しみましょう~

以上、ゆうちゃんからでした*⋆*

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